導入を検討したいオススメのOKR管理ツール10選

 2020.07.15  ワークマネジメント オンライン

企業が目標を達成するためには、明確なゴールの設定と、ゴールに至るまでの成果指標を確立・共有する必要があります。そこで、Googleが導入していることでも知られる目標管理方法「OKR」の基本情報についてまとめました。おすすめのOKR管理ツールや、導入するメリットなどもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

導入を検討したいオススメのOKR管理ツール10選

OKRの基本情報

「OKR」とは「Objectives and Key Results」の略語であり、直訳で「目標と主な成果指標」を意味します。分かりやすく説明すると、「目標(Objectives)」を確立し、そのために達成すべき「成果指標(Key Results)」を視覚化・共有化することで、組織と個人のタスクを明確化するという目標管理手法です。

OKRでは、まず企業目標を定め、それを達成するために必要な要素を3〜5の成果指標として明確化することで、チームが何を達成する必要があるのかを明らかにします。そしてチーム全体の目標が明確になることで、社員一人ひとりがどのような成果を求められているのか理解し、個々の目標を確固たるものとして意識できるようになります。こうした段階的な目標設定を経て、企業・チーム・個人がそれぞれ取り組むべき課題の方向性を一致させ、組織力強化や生産性向上を図ろうというのが、OKRの意義とするところです。

近年、GoogleやFacebookといった世界的企業がこれを導入したことで、話題を呼びました。日本でも導入する企業が年々増えてきており、革新的な目標管理手法の1つとして注目を集めています。

OKR管理ツールのメリット

OKRを実際に導入するのであれば、従来のExcelやスプレッドシートなどで管理するよりも、OKR管理に特化したプロジェクト管理ツールを利用したほうが、より効率的にOKRを管理・運用できます。そこで、OKR管理ツールを導入するメリットについて解説します。

管理体制の効率化

OKR管理に際しては、企業・チーム・個人と階層化していくにつれて、より複雑で膨大な量のデータを管理することが求められます。これを仮にExcelで管理する場合、社員の共有フォルダを利用してデータ管理を行わなければならず、相応の時間と手間がかかります。OKR管理ツールであれば、このような複雑化したデータを一元管理できるため、効率的な管理が可能となります。また、ツールによっては高いセキュリティ対策を施されたものもあるため、データ消失や情報漏洩などのリスクも未然に防げます。

組織・個人の方向性の統一

従来の目標管理手法では、組織が大きくなればなるほど、そこに属する個人の活動や成果が分かりにくくなり、目的意識の乖離やモチベーションの低下が生じやすい点が課題とされてきました。

しかしOKR管理ツールの導入によって、組織と個人の双方が取り組むべき課題を明確化すれば、社員一人ひとりが会社全体と目的意識を共有し、自信をもって自らの業務に臨むことができるようになります。

フィードバックによるコミュニケーション活性化

OKR管理ツールの導入は、企業・チーム・個人の目標をそれぞれ明確化する都合上、社員間の交流を深めるよいきっかけとなります。定期的に目標の進捗を報告する機会などを設ければ、縦横さまざまなつながりでコミュニケーションをとることが可能です。

また、組織・個人の双方の視点を交えた意見交換により、社員一人ひとりの貢献度が明らかになるほか、若い社員の主体性を育てる助けにもなるでしょう。

このようにOKR管理ツールは、OKR管理における効率化や費用対効果アップの一助となりうるツールですが、必ずしも導入しなければならないものではありません。自社の状況と照らし合わせて、慎重に要不要を判断しましょう。

OKR管理ツールの選び方

OKR管理ツールを選ぶ際には、いくつか押さえておくべきポイントがあります。それぞれよく比較・検討し、自社に適したものを選択しましょう。

シンプルで使いやすいUI

そもそもOKR管理ツールは企業の生産性向上を目的としたツールであるため、使いにくいツールを導入していては、かえって業務効率が悪くなり、本末転倒です。社員全員で共有することを考えるのなら、画面が見やすく操作も容易なものがおすすめです。また、機能面においてもシンプルかつ効率を重視したものが望ましいでしょう。たとえば、関連するOKRを紐付けてツリー表示できたり、グループチャット機能などが付いていたりすると、進捗状況の確認や共有がスムーズになります。

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カスタマイズ性の有無

企業によってOKRのニーズや欲しい機能など異なるので、自社の状況に合わせたカスタマイズが可能なタイプであることが望ましいです。機能が固定されていても一定の効果は得られるでしょうが、やはり都度フレキシブルな運用ができるほうが便利です。不測の事態や取引先の都合などにより、急な方針転換を強いられた際も柔軟に対応できるものを選ぶとよいでしょう。

サポートの充実性

サポート体制が充実したツールであれば、初めてでも安心して導入できるでしょう。導入支援ワークショップや期間限定の無料トライアルなど、ツールごとにサポートの内容はさまざまなので、よく確認してみましょう。

オススメのOKR管理ツール10選

タスク・プロジェクト管理に適したシステムを導入することで、より効率的にOKRを運用することができます。ここでは、OKRに適したおすすめのタスク・プロジェクト管理ツールを10選ご紹介します。

Asana

「Asana」は、シンプルで使いやすいUIが特徴的なOKR管理ツールです。Google社やFacebook社でも使われています。企業・チーム・個人と階層ごとにタスクやプロジェクトを設定し、それぞれの進捗状況を把握することができます。Asanaは世界的にユーザー数を伸ばしており、国内でも導入している企業が増えつつあります。WindowsとMacの両方で使用でき、スマホやタブレットにも対応しています。

(参照元URL:https://asana.com/ja/guide/examples/exec/strategic-planning)

HITO-Link パフォーマンス

「HITO-Link パフォーマンス」は、OKR全体を可視化して、企業・社員間で共有できるようになるプロジェクト管理ツールです。「OKR・1on1プラン」と「人事評価プラン」の2つのプランがあり、どちらもOKR管理に適した機能を持ちます。ちなみに「人事評価プラン」は「OKR・1on1プラン」の上位版であり、さまざまなシステムが追加されています。

(参照元URL:https://www.hito-link.jp/performance/)

Resily

「Resily」は、組織や個人の目標を適切に管理し、パフォーマンスを高めていくためのOKR管理ツールです。目標を適切に設定し、進捗をリアルタイムで確認しながら実現していくための機能が実装されています。サポート体制が充実していて、スムーズな導入・運用が可能です。

(参照元URL:https://resily.com/)

Weekdone

「Weekdone」は、利用者が3人以下の場合なら期間を問わず無料で利用できるOKR運用支援ツールです。4人以上で利用する場合は1人当たり年間108ドルの利用料が掛かります。Weekdoneはエストニアの企業が運営しており、日本語版がリリースされていないという難点があります。

(参照元URL:https://weekdone.com/)

HRBrain

「HRBrain」は、クラウド型の人事評価サービスツールです。従来型の定量目標などから、OKRのような比較的新しい目標管理手法にまで対応し、1on1などでの進捗管理や評価をサポートしてくれます。厳重なセキュリティ対策が施されているうえ、閲覧制限なども柔軟に設定できるため安心して利用できます。

(参照元URL:https://www.hrbrain.jp/)

Goalous

「Goalous」は、コミュニケーションを特に重視した目標管理サポートツールです。運営元である株式会社ISAOがOKRをベースに独自開発した「GKA(Goal Key result Action)」という考えに基づき、企業の目指すゴールへ向けたチームビジョンを作成・共有することで、ゴールへの成果や進捗状況を可視化し評価できます。

(参照元URL:https://www.goalous.com/intl/ja/)

カオナビ

「カオナビ」は、社員管理や人事評価などに特化したクラウド型人材管理システムです。社員のスキルや業務履歴、所有資格や評価履歴などを一元管理し共有することができます。テレワーク下でも社員のコンディションを一目で把握できるため、働き方のさらなる多様化が見込まれる今後に期待のツールです。

(参照元URL:https://www.kaonavi.jp/)

Betterworks

「Betterworks」は、OKR向けのクラウド人材管理システムです。人間の行動心理学をベースとする「GST(Goal Science Thinking)」という目標管理指標に基づき作られていて、組織の目標を可視化することで生産性・連帯感の向上や、継続的なパフォーマンスの実現が可能です。

(参照元URL:https://www.betterworks.com/)

Perdoo

「Perdoo」は、ドイツのPerdoo社が開発したOKR管理ツールです。OKRの考え方に基づき、組織の共有事項や企業成長に向けたロードマップなどを設定・共有することができます。プラットフォームがシンプルで分かりやすいですが、日本語対応版はリリースされていない点がネックです。

(参照元URL:https://www.perdoo.com/)

7Geese

「7Geese」は、OKR管理だけでなく人材分析も可能な、中〜大規模組織向けのOKRツールです。従業員の相互評価ができる、360度フィードバックの機能も備えているのが特徴です。

(参照元URL:https://7geese.com/)

まとめ

OKRとは、目標を定め、その達成に必要な成果指標を視覚化し、企業と社員が共有するための目標管理手法です。企業が掲げるビジョンと社員一人ひとりの目標を紐付けることで、目標達成意識や連帯感を高め、会社の利益向上につながります。OKR導入の際には、日々の進捗管理とフィードバックを徹底することが大切です。OKR管理を正確に行うためにも、今回ご紹介したOKRツールの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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