仕事とは?「働く」の本質と、アウトプットの質を高めるための考え方

 2021.01.21  ワークマネジメント オンライン

組織に必要なのは、「仕事をする」社員です。「仕事をする」とは、単に目の前の作業に没頭することでも、毎日残業することでもありません。もっと本質的なアプローチを要するものです。本記事では、社員の生産性を高めるためのヒントを得たい担当者に向けて、良質な仕事をするためのポイントについて解説します。

仕事とは?「働く」の本質と、アウトプットの質を高めるための考え方

社会人にとっての「仕事」、その定義とは?

そもそも社会人にとって、仕事の定義とはなんでしょうか。辞書では「何かを作り出す、または成し遂げるための行動」と定義されています。すなわち仕事とは、こなすものではなく、一定の成果につなげるため行うものです。

一定の成果とは「付加価値」であり、価値を生み出すには仕事への意思や創意工夫が大変重要です。自らの働きによってアウトプットにどんな価値を加えられるか、それを自分の頭で思考することから仕事は始まります。そして、よりよい成果を得るために、もっとも効率的なプロセスを組み立て、実践していくことが仕事の本質だと言えます。

上司から指示されたままに漫然と手足を動かすだけの時間は、仕事ではなく「作業」をしているに過ぎません。また、誰がやってもいい作業は、やりがいにはつながりません。「ようやく終わった」という安堵感は得られても、達成感や満足感を味わうことはできないでしょう。

ビジネスを成功に導くのは「作業」ではなく「仕事」

会社経営のミッションはビジネスの成功です。ビジネスの成功とは、社会における特定のターゲットのニーズを満たすことです。そのためには、ターゲットに高い付加価値を提供するために工夫したり、現状の課題解決に向けて取り組んだりできる社員を増やす必要があります。すなわち「仕事」をする社員の数こそが重要なのです。言われたことをそのままこなす「作業」だけの社員が大勢集まっても、企業を成功に導くようなブレークスルーは成し遂げられないでしょう。

京セラの創業者である稲盛和夫氏は、仕事について「仕事の結果=考え方×熱意×能力」であるという名言を残しています。稲盛氏は、これら3つの中でもっとも重要なのは、「考え方」だと述べています。たとえ能力が人より低かったとしても、「仕事」に対する考え方を変えることで、その後のパフォーマンスを大きく改善させられるというのが、稲盛氏の持論です。

仕事の本質を捉えてアウトプットの質を高める方法

パフォーマンスを改善するためには、どんな思考で仕事と向き合えばいいのでしょうか。ここからは、アウトプットの質を高めるため必要な考え方について詳しく説明していきます。

目的を明確にし、そこへ至るまでのプロセスを考える

まず、目標を明確にし、もっとも早くたどり着ける道を考えるようにしましょう。例えば営業職の場合は、営業所の売り上げを伸ばすという明確な目標が存在します。商品カタログや営業マニュアルが、その有効なツールであることは間違いありません。

しかし、それらをただ読み上げて、一方的な営業トークを展開するだけでは、なかなかモノは売れません。なぜならば顧客のニーズや価値観は十人十色だからです。商談を通じて相手の本質的なニーズを探り、それを満たす提案を行うことが大事です。それが営業職において付加価値を出すということであり、営業成績を上げるための近道でもあります。

事務職にも、この考え方は応用できます。社内の関係部署やエンドユーザーを意識し、相手のニーズを満たすように工夫すれば、一つひとつの仕事に付加価値が生まれていきます。「仕事をする」ということは、なにも特定の職種や職位に限定されるものではありません。新入社員やアルバイトであっても、頭を使い創意工夫することで自分の仕事に意味を見出し、付加価値を生み出せます。

「仕事をするために必要な作業」の圧縮が生産性を上げる

生産性を上げるためには、時間軸での分析も重要です。時間はお金と異なり、蓄積ができないため、有効活用以外に生産性を上げる術がありません。もっとも重要かつ急ぎの業務がきちんと定義され、そこに十分な労力を割けているのが理想的な状態です。しかし現実には、上司から頼まれた作業をこなすのに精一杯で、本来の「仕事」に取り組む余裕がない、「仕事」に頭を使いたくても集中しづらい、というケースがしばしば見受けられます。

こういった問題を解決してくれるのが「ワークマネジメント」の考え方です。ワークマネジメントとは、より質の高い仕事やチームワークを実現するために、ツールを使って仕事そのものをうまく管理する取り組みです。一例として、Asanaを使えば、簡単にチーム全体の業務を体系化・可視化できます。

仕事の目的や優先度を明確にできるほか、相手の状況が見えないことで発生していた無駄や調整作業からも解放されるので、効率性がアップします。さらに、全体的な視点でチームへの貢献を考えやすくなるのも大きなメリットです。結果として、主体的に「仕事」へ取り組む社員が増えていくでしょう。

まとめ

1日が慌ただしく過ぎていけば、なんとなく仕事をした気にはなれます。しかし、費やした時間に見合う成果が出ていなければ、組織に貢献できているとは言えません。仕事ではなく作業ばかりに追われていないか、一度立ち止まって分析してみましょう。すべてを可視するAsanaのツールは、チームや個人の業務分析に大変役立ちます。Asanaを使って、チーム全体の生産性をアップさせてみませんか。


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