マーケティング業務のフロー・プロセスとは?

 2022.02.28  2022.09.07

マーケティング業務には多くのステップが存在します。規模の大きいプロジェクトや複雑化した業務を効率よく進めていくには、業務ごとの目的をよく理解し、最適なフローを組み立てなければなりません。本記事では、マーケティング業務について詳しく解説するとともに、業務効率化を実現に導くタスク管理ツールを紹介します。

マーケティング業務のフロー・プロセスとは?

マーケティング業務とは

マーケティング業務とは、顧客ニーズを満たす商品・サービスを提供するために、新商品・サービスの企画や市場調査、販売活動に向けた戦略の立案、効果的なプロモーションとはどのようなものかを検討する一連の活動を指します。消費者に、自社の商品を購入してもらうためには、多くの商品・サービスがあふれる市場の中で、自社ならではの価値を創出していく必要があるでしょう。

ここでは、マーケティング業務のポイントを紹介します。マーケティングが担う業務は多岐に渡るため、業界の違いなどによっても内容は異なりますが、まずは大まかな流れを把握しておきましょう。

情報収集

マーケティング活動の初期段階に当たるのが情報収集です。戦略策定に大きな影響を及ぼすとされる政治・経済・社会・技術といった4つの要因から成る外部環境は「マクロ環境」と呼ばれ、自社での管理が不可能なものとして扱います。また市場や競合といった、ある程度ならば管理できる事業環境を「ミクロ環境」と呼び、マクロとミクロの情報から自社の強みや顧客に対しての価値を把握します。

情報収集は、今後の方向性を決めるうえで非常に重要なフェーズです。集めた情報を基にマーケティング戦略の施策を講じ、競合との差別化や消費者へのアプローチ方法、商品の開発へとつなげていきます。

分析

マーケティング分析は、効率よく利益の最大化を導くのに有用です。消費者の潜在ニーズに応えるためには、市場における自社の立ち位置や商品の優位性を正しく把握する必要があります。集めた情報を基に分析を行い、的確な施策を講じれば、新規顧客の獲得や既存顧客に対する効果的なアプローチにつながるでしょう。

フレームワークを活用しながら、自社の強み、競合との差別化要素、消費者に対して提供できる価値、消費者と接点を創出する場所についての分析を実行します。また思索を立案する際は、サービスの方向性や将来の展望、プロモーションの対象とすべきターゲット層を明確に定めておくと、具体的な施策へ落とし込みやすくなります。

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施策実施

収集した情報や分析結果を基に、自社の商品・サービスを消費者に選んでもらうため、施策を実行に移すステップです。代表的なものとして、企業が顧客と直接コミュニケーションを図る「ダイレクトマーケティング」、検索エンジンやSNSなどあらゆるデジタル技術を活用する「デジタルマーケティング」、価値あるコンテンツの制作・提供により見込み顧客を育成する「コンテンツマーケティング」などが挙げられます。

施策は予算や規模によって幅広い選択肢がありますが、どれだけ入念に準備をしても必ず成功するものではありません。継続していくことを想定した長期的な目線が大切です。

マーケティング業務のフロー・プロセス

マーケティング部門が担うのは、商品・サービスが売れ続けるための仕組みを作ることです。商品・サービスが生み出される前から市場に提供したあとの宣伝広告まで、担当する業務は多岐に渡ります。ここでは、マーケティングの業務フローについて詳しく解説します。ただし、これはあくまで一例であり、事業の規模や業界、予算など、ケースによって異なることも理解しておきましょう。

市場を調査・分析する

マーケティング活動の取っ掛かりとなるのが市場調査と分析です。商品を購入してもらうためには、市場のトレンドや顧客ニーズを把握しなくてはなりません。これらを知るために必要な情報を集め、分析した結果を基にすれば、商品の品質向上や顧客満足度アップが実現し、成果の向上に結びつきやすくなります。

自社の強み・弱みを客観的に理解するために用いるのが「SWOT分析」です。自社を取り巻く内外環境を正しく把握して的確なマーケティング戦略の立案につなげます。事業の目指すべき方向性を定めるには「3C分析」が有用です。これらのフレームワークにより導き出された成功要因は、戦略を決定する際の重要な基軸となるはずです。このように、マーケティング活動では、目的に応じてさまざまなフレームワークを活用します。

市場を切り分ける(セグメンテーション)

市場調査により、市場規模や事業をどのように展開していくのかが明らかになったら、セグメンテーションに移りましょう。マーケティングにおけるセグメンテーションは、不特定多数の顧客を対象に地域・年齢・性別・ニーズなどの多角的な観点で切り分け、属性ごとのグループに分類していきます。自社にとって適した市場を見つけ出すセグメンテーションは、売り上げに大きく影響する重要な工程といえます。

ターゲットを選択する(ターゲティング)

自社の商品サービスをどのような消費者に購入してもらいたいのか、顧客層を絞り込むのがターゲティングです。セグメンテーションで細分化された市場のニーズから、自社にとって最も優位性のある市場を選定します。ターゲティングの工程は、消費者ニーズが多様化する中で、売れる商品・サービスを作り出すのに不可欠といって過言ではありません。ターゲットを明確にして経営資源を集中させれば、効率的な販売活動が実現するはずです。

自社の立ち位置を決める(ポジショニング)

ターゲットを選択したら、自社の商品・サービスを選んでもらうために、どのような位置づけに商品・サービスが存在するのかを示すポジショニングを定めます。ポジショニングは、商品・サービスのどの部分を強化すれば他社と比較した際に差別化が図れるのかを判断するために行うものです。購買決定の要因を分かりやすく可視化するポジショニングマップを用いると、商品・サービスの独自性を見つけやすくなるでしょう。

マーケティングミックスを決める

マーケティング戦略において、フレームワークを組み合わせて何を実行すべきかを策定する手法をマーケティングミックスといいます。実行戦略と呼ばれることもあり、フレームワークの「4P」や「4C」を用いて、収益の最大化を目指すために必要な工程です。

事業者視点の4Pは、製品・サービス(Product)、価格(Price)、立地・流通・販路(Place)、販促・広告(Promotion)から成り、当該商品が市場の中でどのような位置づけにあるのかを把握するのに有用です。

また4Cは、顧客視点から考える分析手法であり、顧客価値(Customer Value)、顧客にとっての経費(Cost)、入手の容易性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)から成り、顧客にとっての価値を知るのに有効な手法とされています。

この4つの視点を組み合わせてターゲット市場に対しての理解を深めれば、ビジネスを成功に導けるはずです。なお、施策の目標(KPI)は具体的な数値で設定しておくようにしましょう。

施策の実行

マーケティングミックスが決まったら、施策を実行するステップに移ります。打ち出した施策の効果が出ない場合には、プロセスのどこかに課題が発生しているはずです。マーケティングミックスで評価基準を定めておけば、どの部分がボトルネックとなっているのかを素早く見つけ出せるはずです。実行のステップごとに指標を設けておけば、策定していた戦略とのギャップを素早く見つけ出せるでしょう。

まとめ

マーケティング業務は、市場調査から施策の実行まで多くの工程が存在します。複雑な業務の効率化を実現に導くには、タスクの一元管理に有用なAsanaの導入がおすすめです。Asanaを活用すれば、タスクに関連する情報やドキュメントを1つの場所にまとめられるため、作業に取り組む際に必要な資料もスムーズに探し出せます。

業務フローの見える化により、個人や組織全体の生産性アップが期待できるのはもちろん、Web会議ツールなどと連携させて、さらなる効率化を図ることも可能です。業務効率化に向けて、操作性の高いAsanaの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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