コラボレーションとは?これからの経営に欠かせない根本的な考え方

 2022.05.09  ワークマネジメント オンライン編集部

近年では、企業のコラボレーションにより誕生した商品やサービスをよく目にするようになりました。コラボレーションにより企業が得られるメリットは多いため、積極的に取り組んでいる企業も少なくありません。本記事では、コラボレーションに興味がある企業経営者や担当者を対象に、概要や得られるメリット、注意点などについて解説をします。

コラボレーションとは?これからの経営に欠かせない根本的な考え方

ビジネスにおけるコラボレーションの概要

コラボレーションとは、共同や合作を意味する言葉です。ビジネスにおけるコラボレーションは、分野が異なる企業同士が協力して商品やサービスの開発、プロモーション、マーケティング戦略などを行うことを指します。

たとえば、アニメと菓子製品のコラボレーションが挙げられます。中身はそのままで、パッケージに人気アニメのキャラクターをデザインして販売する、といった手法が主流です。

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コラボレーションが経営に必要な理由

時代の変化に合わせて、ビジネスの取り組み方も変わります。積極的にコラボレーションへ取り組む企業が増えているのは、時代の変化を感じ取り、必要性を強く実感しているからにほかならないでしょう。以下、コラボレーションが経営に必要な理由をピックアップしました。

多様化、細分化が進むニーズを読み取る

インターネットの普及やデジタル技術の発達により、消費者のニーズは多様化しています。また、あらゆる情報を手軽に入手できるようになり、消費者は真に魅力を感じるものを欲するようになりました。

このような状況の中で企業が生き抜いていくには、より魅力的な商品やサービスを提供しなくてはなりません。正確にニーズを汲み取り、魅力的な商品やサービスを提供できれば、市場の中で優位性を確立できるでしょう。

コラボレーションは、その実現に必要な取り組みのひとつです。既存の商品やサービスに、異分野のコンテンツを組み合わせることで、新たな価値を付加でき、消費者のニーズを満たせる可能性があるのです。

新規イノベーションの創出

革新的な商品やサービスを生み出そうとしても、業界の常識や枠組みに捉えられたままではよいアイデアが出てきません。どうしても従来と同じようなものになってしまう、競合の商品と類似してしまう、といったことが起こりがちです。

コラボレーションの魅力は、多様な意見やアイデアを見聞きすることで、イノベーションの創出につながりやすいことです。普段、接点がない異分野企業の担当者との会話を通じてヒントを得られ、革新的なアイデアを創出できる可能性があります。

また、多様な意見に触れることで、今までとは違った視点から自社のビジネスを見られるようになるかもしれません。そこから、自社ビジネスの課題や、あまり見えていなかった魅力などを発見できる可能性があります。

コラボレーションによる利点

多くの企業がコラボレーションに積極的なのは、さまざまな利点を得られるからにほかなりません。以下、コラボレーションで期待できる代表的な利点を紹介します。

新規顧客の獲得につながる

コラボレーションにより、新規顧客の獲得につながるのがメリットのひとつです。コラボレーション相手の企業が異業種であったとしても、共同で商品開発やマーケティングを行うことで興味をもってもらうことができ、新規顧客の獲得につながります。

また、企業のコラボレーションは話題になりやすいのもメリットといえるでしょう。ほとんど接点がない企業同士が一緒に何かをするとなると、より話題にのぼりやすく、自社と直接的な接点がない層へもアプローチできます。

話題になればメディアにも取りあげられ、SNSで情報が拡散される可能性もあります。より多くの人に商品やサービスを知ってもらえ、新規顧客の獲得からリピーター化、といった流れも期待できるでしょう。

ブランド力アップにつながる

コラボレーションは、ブランドイメージの再構築に有効です。意外性のあるコラボであれば、消費者に強烈な印象を与えることもでき、知名度の向上効果も期待できます。

ブランド力がアップすることで、より多くの消費者に興味をもってもらえる可能性もあります。知名度や認知度の高まりにつれて興味をもつ方が増え、売上や利益の拡大にもつながるでしょう。

また、コラボレーションによって、消費者が自社に抱くイメージを刷新できるのもメリットです。消費者ニーズの移り変わりが激しい昨今においては、いかに飽きられないかが重要です。イメージを刷新できれば、飽きかけていた顧客を引き止められる可能性があります。

コストシェアができる

コラボレーションでは、複数企業が共同で商品開発やプロモーションなどを行います。そのため、通常よりもコストを下げられ、経済的な負担を軽減できます。

大々的なプロモーションを行うとなれば、多額の費用が発生しますが、2社共同であればその心配もありません。1社あたりの負担を下げられるため、インパクトのある大規模なプロモーションやキャンペーンが可能です。

プロモーション効果により、さらに多くの層へ訴求できるのもメリットといえるでしょう。自社のターゲット層ではなかった層にも商品やサービスを知ってもらえる可能性があり、利益拡大につながります。

コラボレーション実施の際の注意点

ブランド力アップや新規顧客の獲得など、さまざまなメリットを得られるコラボレーションですが、取り組むにあたってはいくつか注意点があります。以下、注意すべきポイントをピックアップしました。

ターゲット層の設定

異なる客層を取り込めるのがコラボレーションの魅力ではありますが、あまりにも客層が違いすぎると失敗する可能性があります。まったく共通項がない異業種とのコラボレーションは斬新であり、話題になる可能性があるものの、ギャンブル的な要素が強くなるため注意が必要です。

コラボレーションを検討する際には、ある程度客層に共通点があるかどうかを慎重に見極めましょう。また、2社が共同でビジネスに取り組むことで、顧客に新たな価値を提供できるかどうかを一番に考えなくてはなりません。

企業間のすり合わせを徹底する

異業種企業とのコラボレーションでは、双方の客層が大きく異なる可能性があります。客層が異なればアプローチの方法も変わるため、双方でしっかりとすり合わせをしなくてはなりません。

話題になりそうだから、と簡単に考えるのではなく、きちんと話し合える場を設けましょう。双方の客層をお互いが把握し、コラボレーションの方向性を統一することが大切です。

ブランドイメージの設定

自社が求めるブランドイメージを設定しましょう。既存のブランドを強化したいのか、それともイメージを刷新したいのかによって、コラボレーション相手が変わってきます。

たとえば、従来のブランドイメージを一新したいのであれば、異業種とタッグを組む選択肢が考えられます。一方、既存のブランドを強化したいのなら、自社の業種や客層とあまりにもかけ離れすぎた企業とのコラボレーションは避けたほうがよいでしょう。

パートナーとなる企業やプロジェクトの内容によって、消費者に与えるイメージが大きく異なります。一度植え付けたイメージはしばらく残るため、コラボレーション先を選ぶときは慎重にならなくてはなりません。

まとめ

コラボレーションにより多様なニーズに対応でき、新規顧客の獲得やブランドの強化などさまざまなメリットを得られます。一方で、ターゲット層の設定を慎重に行う必要があり、双方でのすり合わせを徹底させなくてはならないなど、注意点もあるため覚えておきましょう。

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