WBSツールとは?スケジュール管理を効率化するためのツール選定ポイントと5つのおすすめツールを紹介!

 2021.07.13  ワークマネジメント オンライン

プロジェクトのスケジュール管理にWBSツールを使えば、タスクの洗い出しや進捗管理などが効率化できます。しかし、WBSツールはさまざまな事業者が提供しているため、どのツールがプロジェクトに最適かを決めかねている担当者も多いのではないでしょうか。本コラムでは、WBSツールの概要を交えながら、ツールを使うメリットやツールを選ぶポイント、そしておすすめのWBSツールを5つ紹介します。

WBSツールとは?スケジュール管理を効率化するためのツール選定ポイントと5つのおすすめツールを紹介!

WBSツールとは

WBSツールとは、プロジェクトのスケジュール管理を効率化するためのツールです。

タスクの細分化や工数見積もり、リソース管理などは、ツールを利用すれば管理がスムーズになります。プロジェクトのタスクの明確化はもちろん、ガントチャート機能を利用できるツールが多いことも特徴です。

また、クラウドサービスとして提供されているツールが多いため、社内のパソコンはもちろんテレワークでも自宅から利用できますし、外出先からスマホやタブレットを使ってWBSツールを確認できるためプロジェクト管理を効率化できます。

WBSとは

そもそもWBSとは「Work Breakdown Structure」の略称で、プロジェクトの完了(成果物)から逆算して作業を分解し、全体的な構成を作る手法です。

これにより、スケジュール管理が効率化され、タスクの抜け漏れなどを防ぎます。また、プロジェクトの全体像やクリティカルパスの把握などの基礎にもなります。

WBSについては、「WBSとは?そのメリット・デメリットからWBSを使う手順までを理解してスケジュール作成・管理に役立てよう!」のコラムで詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

WBSツールを利用するメリット

それでは、スケジュール管理にWBSツールを利用するメリットをみていきましょう。

プロジェクトのタスクを明確化しやすい

WBSツールを利用することで、細分化したタスクも明確化しやすく、プロジェクト全体が視覚的に見やすいものになります。

提供されているツールは、WBSを用いたスケジュール管理も意識されて設計されているものが多いため、WBS作成が効率的になるメリットがあります。また、ツールを使うことで、タスクの抜け漏れを防げたり、タスクの優先度や遅延しそうなタスクを早期発見しやすくなったりすることも特徴です。

タスク進捗の一元管理ができる

WBSツールを使うことで、タスク進捗を追いやすくなります。それは、一つのツールでプロジェクトすべてのタスクを一元管理できるからです。

プロジェクトメンバーでツールの共有機能を利用すれば、都度進捗を入力するメンバーとしても使い勝手がよく、ツールの定着化もさせやすくなりますので、全体のタスク進捗管理が効率化されます。

タスクごとの工数やコストの明確化がしやすい

WBSツールはタスクを細かく把握できるので、タスクごとの工数やコスト管理も明確にしやすいメリットがあります。

プロジェクト管理に特化したツールは、プロジェクト全体がひと目で理解できる画面設計になっているものが多いため、タスク進捗の遅れやリソース不足も把握できるのです。

WBSツールを選ぶポイント

次はWBSツールを選ぶポイントをみていきましょう。

どのような機能を使いたいか

WBSツールに何を望むのか、どのような機能が必要なのかを明確にすることが選定ポイントの一つです。

タスクを共有する機能や、ガントチャート機能などは多くのツールで基本機能として利用できます。その中でも、タスクをメンバーにアサインする機能や、タスクを並べるだけではなくマウスだけでタスク移動ができる「かんばん方式」を使いたいなどといった要件がある場合には、選定ポイントとして意識しましょう。

また、Webブラウザやスマホ、タブレットなどさまざまな端末で利用したい場合には、それらアプリケーションに対応したツールを選択しなければなりません。

ツールの使いやすさ

ツールの使いやすさは、ツールの定着化を大きく左右しますので、選定ポイントとしても意識すべきポイントの一つです。

例えば、マウスの操作だけで利用できるツールは、直感的に操作できるので使いやすいといえます。一方、ツールに搭載されている機能が多すぎると、使いづらいと感じる場合も多いのです。

プロジェクトの規模(利用ユーザー数など)

プロジェクトの規模によっては、最大何人で利用できるツールなのかを把握しておかなければなりません。

使いやすく、求める機能が搭載されているツールでも、プロジェクトの全メンバーが利用できなければ意味が無いからです。ツールの選定時は最大利用人数を確認し、適切な人数で利用できるプランを選択しましょう。

ツールの料金

ツールの利用料金も選定ポイントとして重要です。

「とりあえず使ってみたい」ということであれば、まずは無料プランが使えるツールを選択しましょう。多くのツールは有料プランを用意していますので、長期的なプロジェクトでツールを使い続ける場合は、ツールのランニングコストを把握する必要があります。短期間の使用ならば、月額払い、長期間ならば年額払いなど、適した利用プランを選択しましょう。

料金は利用ユーザー数にも関わる部分で、ユーザー数ごとにプランが別れているツールもあります。プロジェクトの規模や利用人数をあらかじめ把握して、プラン選定を行うことが大切です。

WBSにおすすめのツール5選

それでは、実際にWBSツールをみていきましょう。ここでは、おすすめのツール5選を紹介します。

Redmine

Redmineはオープンソースで利用できるプロジェクト管理ツールです。タスク管理はもちろん、ガントチャートや作業記録をつけられます。また、Redmineにはプラグインが用意されており、Redmine WBSを利用することで、マインドマップのような画面でWBSを作成できます。Redmine WBSについては、無料版と有料版があります。

提供事業者

オープンソース

※無料・有料のさまざまなプラグインがある

主な機能

タスク管理

○ガントチャート

○チケット

○カレンダー

○ロードマップ など

利用人数

インストール環境に依存する

料金

Redmine:無料

RedmineWBS:無料 or 50,800円(Pro版)

※その他プラグインによって異なる

RedmineWBS(プラグイン)最新の料金につきましては、公式サイトをご確認ください。

Backlog

Backlogは、スケジュールや課題の進捗管理はもちろん、システム開発ではチームのソースコード管理などもできる多機能なプロジェクト管理ツールです。iOSやAndroidアプリにも対応しています。

提供事業者

ヌーラボ(nulab)

主な機能

○タスク管理

○カンバンボード

○ガントチャート

○ファイル共有

○バージョン管理 など

利用人数

30人~無制限

料金

・プラチナプラン:55,000円/月

・プレミアムプラン:21,780円/月

・スタンダードプラン:12,980円/月

・スタータープラン:2,640円/月

※すべてのプランで30日間無料

最新の料金につきましては、公式サイトをご確認ください。

Brabio!

Brabio!は、ガントチャートを簡単に作成できるプロジェクト管理ツールです。ガントチャートでの進捗管理はもちろん、マイルストーンの設定も可能で、レポートとしてExcelファイルへの一括出力もできます。

提供事業者

ブラビオ株式会社

主な機能

○ガントチャート

○タスク管理

○マイルストーンの設定

○レポート出力(Excel、CSVファイル)

利用人数

5ユーザー~50ユーザー

料金

・無料プラン:0円/月

・プラン10:3,300円/月

・プラン20:6,600円/月

・プラン30:9,900円/月

・プラン40:13,200円/月

・プラン50:16,500円/月

・プラン100:33,000円/月

・プラン200:66,000円/月

・プラン300:99,000円/月

最新の料金につきましては、公式サイトをご確認ください。

SI Object Browser PM

SI Object Browser PMは、統合型のプロジェクト管理ツールで、PMBOKに準拠して設計されています。品質、コスト、スケジュールなどの要素や、要員管理やリスク管理、コミュニケーション管理などのプロセスも統合して管理できるツールです。

提供事業者

株式会社システムインテグレータ

主な機能

○システム管理

○統合管理

○スコープ管理

○スケジュール管理

○コスト管理

○品質管理 など

利用人数

10名~50名(社員利用の場合)

※委託先や顧客のユーザー数はカウントが異なりますので公式サイトでご確認ください。

※50ライセンス以上を利用する場合は別途お問い合わせが必要です。

料金

・10ライセンス:

○Basic Edition:50,000円/月

○Limited Edition:75,000円/月

○Enterprise Edition:-

・20ライセンス:

○Basic Edition:75,000円/月

○Limited Edition:112,500円/月

○Enterprise Edition:150,000円/月

・30ライセンス:

○Basic Edition:90,000円/月

○Limited Edition:135,000円/月

○Enterprise Edition:180,00円/月

・40ライセンス:

○Basic Edition:110,000円/月

○Limited Edition:165,000円/月

○Enterprise Edition:220,000円/月

・50ライセンス:

○Basic Edition:125,000円/月

○Limited Edition:187,000円/月

○Enterprise Edition:250,000円/月

2021年3月1日~2021年8月31日までの間、キャンペーン価格になっています。最新の料金につきましては、公式サイトをご確認ください。

Asana

Asanaは、タスク管理やワークフローはもちろん、GoogleドライブなどのストレージやZoomなどのテレビ会議システムといった100を超えるツールと連携もできるプロジェクト管理ツールです。

提供事業者

Asana

主な機能

○タイムライン

○かんばんボード

○カレンダー

○レポート

○ポートフォリオ

○ワークロード など

利用人数

15人~

料金

・Basic:0円

・Premium:1,200円/年/1ユーザー

・Business:2,700円/年/1ユーザー

・Enterprise:お問い合わせ

※各プランには月額プランもあります。

最新の料金につきましては、公式サイトをご確認ください。

また、プラン選定に役立つ記事「これで納得!Asanaの料金とプランの選び方」もあわせてご確認ください。

まとめ

WBSツールは、プロジェクトのタスクの洗い出しとスケジューリングを効率的にするものです。さまざまな事業者が提供するWBSツールは、プロジェクトの規模や予算を考慮して選定しましょう。WBS作成からスムーズにプロジェクト管理へ移行するためにも、ツールの利用をおすすめします。

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